【涙色言ノ葉】
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思ったこと吐き出すためのノートに
面白くて灰色の世界を書いた
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いつのまにか生きることが当たり前で
命を軽んじる言葉で埋めた
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馬鹿馬鹿しいとか 格好悪いとか
卑屈なまでに自分の心落として
上手くいかないこと 諦めかけたこと
時には腹癒せに誰かのせいにした
s
生まれてきたことも これからのことも
どうでもいいなんて思えないよ今更
それはある暖かい 冬の昼下がり
たった一つの命惜しむボクがいたんだ
a
思ったこと吐き出すためのノートを
疎ましくて更に鋭く塗り替えた
a
いつのまにか生まれていたこの場所を
無駄ばかりじゃないか、と唾を吐いた
b
傷つけたいとか 傷つきたいとか
愛されないその理由(わけ)をなすり付けては
頭に靄がかかり 心が曇った時
ボクは歌に乗せてナニカを嘲笑った
s
周りのことなんて 自分のことさえ
どうでもいいなんて思ってた最低だ
見世物にはちょうどいい 罵声当てはめて
どこか知らない誰かを謗るボクがいたんだ
c
今まで吐いた刺のある言葉を
飲み込んで喉が裂けても構わないから
そこにいて、君はそこにいて
二度と その重みを笑ったりしないから
s
ホントのことを言うよ ボク自身の命も
君の心も感情も かけがえの無いもの
s
生まれてきたことも これからのことも
どうでもいいなんて思えないよ今更
それはある暖かい 冬の昼下がり
たった一つの命惜しむボクがいたんだ
ぽつり消えた命に 涙が止まらないんだー
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