痛くて……

夢のように目映く
残酷な朝日に焼かれ爛れて

また一つ 月が満ちた
想うたび 夜は深く 明けない

汚(けが)れごと 照らされて
貴方の腕の中

咲きたい

夢のように目映く
爪先まで赦されたい
貴方の目を騙すの
純白に似せた蝋の羽
近づくほどに最後は
独り海に焼き付くのに……嗚呼

媚びた息が赤く燃える
自ら燻し 黒い喉に噎(む)せ返る

綺麗でしょう? 頑丈に
重ねた美化の檻

「出して」

現実に引き戻す
疎ましい朝日にも似た
貴方を 満ちて欠けて
騙すの 私と堕ちるまで 
近づくほどに秘密に
さえなれない劣情の影……嗚呼

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

<重音テッド>焼け落ちる月<オリジナル>

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投稿日:2018/01/15 17:35:07

文字数:274文字

カテゴリ:歌詞

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