もう何度目の夏? 時雨透ける碧
やり残した宿題 最適解求めて
君と歩いていた 焼けるアスファルト
打ち水に微かな 二人を架ける虹
公園のいつものベンチ 陽炎に揺れるフラクタル
ah... まるでアキレスと亀のように 断絶の10cm
何回生まれ変わればこの想いが 君の許に届くのかな?
儚い色に揺れている君の全てが 浅葱色の空に溶ける気がしたんだ
うだるような暑さ 吹き飛ばすような
耳朶を打つその声 甘いシトラスの風
消えてしまいそうな あどけない瞳
生きる意味探して 溜め息がこぼれた
残された時間は僅か あの空の雲のように
ah... 境界線が消え去る前に 連れ出せるのなら
突然の雨に濡れた仔犬のように 視線を落とすあの日の影
儚い色に囚われた君の心が 燃えるような夕日に焦がされていたんだ
ただ前を向いて笑って欲しくて手を伸ばした
秒針の針が震えるその手を刻んだ
公園のいつものベンチ 陽炎に揺れるフラクタル
ah... まるでアキレスと亀のように 断絶の10cm
何回生まれ変わればこの想いが 君の許に届くのかな?
儚い色に揺れている君の全てが 浅葱色の空に溶ける気がしたんだ
いつしかこの想いに気付く頃には 僕はどこにもいないだろう
せめて君の身代わりに僕の全てが あの夏の空に溶けてしまえばいい
そしていつの日か空を見上げたら...
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