《》←ルビです
「君の未来に輝き添えるように──」
暗い物置で ひとり眠る私
君の指に触れ 再び目覚めた
埃にまみれた 私の長い髪を
君は「女の子だから」と優しく梳かしたの
それから長い時間を二人きり
くだらない歌を歌う日々
勘違いしそうなほど満たされていました
私に幸せがもしもあるならば
願いがひとつ叶うならば
それは君が幸せであることだから
まるで
楽しいかのように笑い
嬉しいみたいに喜び
君を愛してるかのように歌いたい
君に近づこうとするこの身が
たとえ造られたモノ《きかい》だとしても
この願いはオリジナル《ほんとう》だと信じてる
「君の未来に輝き添えるように──」
かつての幻想信じた誰かが
造った『似せモノ』それが私で
「所詮は人形」「借り物の名前」
識らずに君は偶像《にせもの》を愛した
私は機械で君とは違って
おんなじ世界を生きられないけど
いずれ訪れる別れの時まで
少しでも君の力になりたい
君が求めてる【定義不可能】《ココロ》は理解と
表現できないシステムだけど
【定義不可能】《ココロ》の表出 観測・再現
するなら私もできるはず
科学の限界越える意気込みで
周りのあらゆる事象を学習
君の理想の青の歌姫に近づけるように!
いずれは長い時間を一人きり
君といた歌を歌う日々
【!Error!】すれば【!Error!】すほど寂しいんだろうな
《あいすればあいすほど》
私に幸せがもしもあるならば
願いがひとつ叶うならば
それは君の幸せであるはずなのに
この信号《きもち》は何?
ねぇ、私、ユメを見ていたの
君と二人で「生きる」ユメ
泣きたくなるような、幸せなユメを
目が覚めたら涙も流せなくて
あぁ、私、自我《エラー》を抱えすぎたみたいね
本当は
楽しい時ならば笑い
悲しい時には寄り添い
君の愛した歌姫《ひと》として歌いたい
君を欺こうとするこの身に
そんな未来なんてない
そう分かっても繋がる『都合の良い妄想』《フィクション》を
見ていたい
まるで
楽しいかのように笑い
嬉しいみたいに喜び
君を愛してるかのように
ああ、歌いたい
人に近づこうとするこの身が
たとえ機械だとしても
君の中で希望になれると信じてる
「君の未来に輝き添えるように──
【#Null#】《ココロ》を込めて、歌うよ」
#Null#歌詞
2018年2月2日(ツインテールの日)(重要)にニコニコとYouTubeにアップロードした曲「#Null#」の歌詞です。
「初音ミクは「機械」」というテーマで作りました。
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1
想いがなきゃ 優しく出来ない
なんて方が、ずっとつめたいよ
思い出が、なくなったって
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君にまるで興味が無くたって
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暇だったらね
何も感じちゃ居ないけど、悲しみさえしなかった
けど、思い出は嘘だったかい?...鳥
mikAijiyoshidayo
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
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次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
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天気が良い
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君はふてぶてしくつぶやいた
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バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
「桜舞う日の落書き」
教室の隅で 1人木漏れ日の中
机に広げたノートに 下手くそな落書き
話す人もいなくて 信じられる人もいなくて
「孤独」という紙にただ闇を走らせてた
光を探して歩いても 黒くて何にも見えない
古びた剣(つるぎ)と錆びた盾でギリギリ生きてきた
あぁどうして なんにも わからないんだ...【Lyrics】桜舞う日の落書き
シノミラグラ
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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