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《》←ルビです
「君の未来に輝き添えるように──」
暗い物置で ひとり眠る私
君の指に触れ 再び目覚めた
埃にまみれた 私の長い髪を
君は「女の子だから」と優しく梳かしたの
それから長い時間を二人きり
くだらない歌を歌う日々
勘違いしそうなほど満たされていました
私に幸せがもしもあるならば...#Null#歌詞
ワカバ
【A】
再起を狙って挑んだ夢に見放すセカイ
彼の神託も遊戯(ゲーム)に変わる
【A'】
敗北感を手にした今を秤に掛けて
誰よりも持っていた希望さえ軽くなる
【B】
答え探す途(みち)には何もないことも
通り過ぎた時間(とき)の無意味さだって
生きたい証 構えた 小さな輝き...閃光のshooting star
えいちお
――――――――――#6
通信が切れる。戦闘を許可する、という事は撃てという意味だ。
右斜め、方角で南西やや南よりの、ゾディアックラインのはす向かいに、車両の陰に転がり込んだテトを見つけた。旅団の戦闘服を着ているのは、誰か警戒していた兵士から奪い取ったのだろう。
KAGAMINEREN――――...機動攻響兵「VOCALOID」 3章#6
九十九折坂の狐
――――――――――#5
「司令部通信室からC-2。現状を報告せよ」
「C-2は異常なし。送れ」
「了解した。通信終える」
亞北ネルは旅団本部棟――基地司令室と同じ建物――の通信室で、5分毎に通信機を弄っては退屈そうに頬杖を付いていた。鏡音レンが配置についてから、2時間が経過していた。
「...機動攻響兵「VOCALOID」 3章#5
九十九折坂の狐
――――――――――
「じゃあ、私も仕事があるから」
「待て。仕事だ。あの「VOCALION」に乗ってたパイロットの人定、付き合って貰うぞ」
どさくさに紛れて立ち去ろうとするハクの襟首を掴む。
「お断りします。第6から通報があって、対応に忙しいんですよ」
「なんだ、第6って氷山の旅団か?あ...機動攻響兵「VOCALOID」 2章#4
九十九折坂の狐
ここに到着して、もう2週間がたとうとしている。
基地では「VOCALOID」用の個室が当てられているが、寝心地は最悪だった。
ロクな夢を見ないのだ。やれ、エルメルトが焦土と化すだの、UTAU最強の「VOCALOID」が侵入しただの、睡眠薬が聞かなくなってうなされるだの、やたら生々しい夢ばかり見...機動攻響兵「VOCALOID」 2章#3
九十九折坂の狐
――――――――――
NEKOMURAIROHA――――――――――やはり、重音テトはまだ国内か。
KAMUIGAKUPO――――――――――捜索が長引いたからな。ゲリラ戦に移行すると厄介だ。
NEKOMURAIROHA――――――――――所詮一人で何ができると、言いたい所だが。
KAMUI...機動攻響兵「VOCALOID」 2章#1
九十九折坂の狐
――――――――――#4
また戦闘かと思ったが、そうでもないみたいだ。弱音ハクはじっと窓の外を見ている。
「レン君、今日の所はいいですよ。考えて置いてください」
「はい?」
ハクはいきなり宣言すると、書類を片付けだした。
「ですが、ここにいる限りは「VOCALOID」として訓練を受けてもら...機動攻響兵「VOCALOID」 1章#2
九十九折坂の狐
――――――――――#3
エルメルト攻響旅団基地は、元々は普通科陸軍の駐屯基地だった。
音響技術が発展を極めた時、突如として「VOCALOID」は魔術や宗教や自然科学に続く新たな自然法則の体系となり、世界の姿を一変させた。
「第3次インテリジェンステクノロジーレボリューション」、「THE 3r...機動攻響兵「VOCALOID」 1章#1
九十九折坂の狐
――――――――――(#2)
ゲストハウスというのだろうか。打ちっ放しのコンクリートの建物は、小さい窓と厚い壁で細かく区切られていた。こんなのでも戦闘を想定して作られてるようだ。
エスコートの警備兵は士官が来るから待っていろと、ぞんざいにソファーを指差して去っていった。
流石に攻響旅団の兵士ま...機動攻響兵「VOCALOID」 序章#2 /序章fin
九十九折坂の狐
青い空に、乾いた風。平べったい空の下を、はぐれ雲が散散りに浮かんでいる。
エアバギーの後部座席に乗って、景色が流れていくのを眺めていた。レザーの向こう側から熱を奪っていく感触で、故郷とは違う風の色を知る。
――遠くへ来てしまったのだな。そして。
「お兄さん、あれが軍の街だ!」
エアバギーを...機動攻響兵「VOCALOID」 序章
九十九折坂の狐
A
息を殺していた 悪を恐れていた
蝶の番は無残に引き裂かれて 迫る影を許した
B1
一人では門を開けない
だけど二人では門を潜れない
さあ、死神の前に十字の誓いを
S1
soul mate,誰より強く 惹かれる魂が叫ぶから...Soul mate gate
綿飴甘奈
【○】天使の花 紅く散らす 【●】ただ狂おしく
【○】堕ちるほどに 孤独誘う 【●】苦しまないで
【○】聖なる歌で あなたを壊す 人が望むは 滅びの調べ
罪で汚れた 真白の腕で 掴む未来は
【○】何ができるの? 何を救うの?
【●】憎しみ紡ぎ出す この世界の答えは…
【○】安らぎは何処? 正義は何...Violent Healing
氷咲梨奈
閉ざされた真実が 紡ぐ明日を
着こなすだけの私 もういらないよ
縛り続けた羽を 解き放って
偽りの太陽を 堕としてみせるの
勇気と温情は臆病が
怒りと激情は悲しみが
心に授ける 命の架け橋
越えるわ 越えるわ 痛みを背に
守りたい誰かをこの手で
そっと抱きしめる...パンドラと白鳥【応募用歌詞】
俺、結婚するんだ…
絶望へと 向かうこの世界
我らこそが 変えてみせる
火の粉散らし 彗星が昇る
胸に宿す 願い輝かせ
嘆き満ちる 瓦礫の街
赤く 染めさせはしない
決して退かぬ 決意抱いて
共に行こう 戦場へ
残した家族の 祈りを背にうけ
怯え振り切って 前へと進んだ...命炎【応募用歌詞】
俺、結婚するんだ…
【原言語】
Falko simila flugas cxe cxielo, tio estas deziro iras kosmo.
Forvojagxas lando, alflugas cxielo, kontemplu espero de tie cxi tero.
Cxu vi forges...ラ・ステロ・デ・エスペロ/希望の星
WildDagger
〔場面12〕
音楽 『Destiny Vector』に切り替わる
イントロはカットし、歌詞「わたしはずっと堕ち続けて」の部分から
画面 空中に放り出された格好のメイコを横から映す。
メイコのモノローグ
「気が付くと、私は畳んだパラシュートを背負って空中に放り出されていた」
「全身が、ズキズキと痛んだ...ストラトスフィア1945【PV字コンテ】№4
HI_MICS
〔場面9〕
70度の急角度で横並びに上昇する3機のMe-163
画面 カイト機のコクピット
カイトが無線に告げる「ICE1よりokadamaへ、これより会敵する」
左右を飛ぶハク・ネルにそれぞれ敬礼を送る。
敬礼を返すハクとネル
画面 3機をやや下方から遠景で映す。
カイト機を中央 ハク機、ネル機そ...ストラトスフィア1945【PV字コンテ】№3
HI_MICS
〔場面5〕
メイコ機のコクピット
「各機聞いたな!1機たりともsapporo上空へは通すな!いくぞ!」
画面分割 各パイロットが映される。内、2名はリンとレン
「了解!」
画面 上昇する編隊を映す。
〔キャラクター仕様〕
リン及びレン
容姿は18歳~19歳の成長モデルのイメージ
第39飛行隊戦闘機パ...ストラトスフィア1945【PV字コンテ】№2
HI_MICS
戦友達が次々と墜ちていく成層圏。
メイコ少佐は、究極のレシプロ戦闘機Ta-152を繰り、核爆弾を搭載したB-29を迎撃に向かう。
絶望的な状況の中、突如として、遙か高空に棲むといわれる伝説の歌姫が姿を現す。
PV字コンテ『ストラトスフィア 1945』
〔場面1〕
(テロップ)
The far-off...ストラトスフィア1945【PV字コンテ】№1
HI_MICS
神鳴る空を抜け 音を越えて翔けてゆく 対(ツイン)の翼
infinite loop(繰り返すリング)の 因果砕く幻想(まぼろし)の 音姫
五つのラインで歌う音女(おとめ)たちが
もう一度あの笑顔見るために歌い続けて戦う
涙の中で奏でる歌声
思い出す祈りの十字架
電子の声で たたかえ ヴォーカリオン
...機動歌姫ヴォーカリオン(未完成のリンバージョン)
すいぎん糖@女将P
朱色(あけいろ)の空越え
光になり消えてゆく蒼の奇跡
deadlock(えいえんのひつぎ)を
叫び砕く人形(ひとがた)の音姫
十二の鍵で歌う音女(おとめ)たちが
明日のない暗闇の中で
歌い続けて戦う
涙の中で消えてく歌声
戻れない戦う定め
電子の声で たたかえ ヴォーカリオン...機動歌姫ヴォーカリオン(原曲BLIND BLADE)
すいぎん糖@女将P
君は何を望む ここは楽園(ヘスペリス)じゃない
君は何を願う 一つ瓦礫(かけら)残らない 地獄の世界か
いつか 運命は僕らに襲う その時 君は戦うか?
踏み出せ もう迷わない 勇気出せよ 破壊の結局を避けなさい
飛びたて 過去も未来も 今も越えて 滅びの世界を変わりなさい
君は何を望む ここは楽園(...Arcadia
WildDagger
ガチャリ。
「はいはいはい……失礼しますよっと。お、嬢ちゃんここにいたのか」
「源ノ元(みなのもと)! 司令室だぞ! ノックぐらいせんか!」
「いいじゃねえか別に、俺らの後輩に遠慮するも何もないだろうが」
小隊長と整備長が何か話し合ってる。
けど、私には聞いている余裕がなくて。
「おい。嬢ち...高次情報電詩戦記VOCALION #7
クラスタード
「生きとるやんーーッ!!」
ドッカンガラガラガシャーン!
リアーシェが耐え切れなくなったらしく病室の中に飛び出す。
「やかましいぞ柴田! 病室で暴れるんじゃない!」
「最悪や! 最っ悪やんっもうっ!」
「あは……あはは……はぁぁ……」
「このおっさん……やるな」
「……これだから大人は」...高次情報電詩戦記VOCALION #6
クラスタード
『敵がみんな退いていくよっ!?』
『だーっはっはっはぁ! おととい来やがれってんだ!』
「はあっ、はあっ、はあっ……」
『アル姉! アル姉、大丈夫?』
『いやー、お見事さんやったでアルル!』
「うくっ、はあっ、はあっ……アルルって、呼ばないでよ……」
勝った? 勝ったの?
リアーシェに機...高次情報電詩戦記VOCALION #5
クラスタード
ドドドンッッ!
あたしは。
覚悟していたと、思うよ。うん。
だから。
「――――!!」
目の前に迫ってきたミンクスをあたしごと。
爆発させてやろうと思っていたんだけど。
「――敵はっ!?」
レーダーをすぐに確認する。
これで全部なくなってしまうんだと、思って撃った主砲だけど、全然あさっての方向に...高次情報電詩戦記VOCALION #4
クラスタード
「あれが……!」
坂の一番高い場所から島の北東方向を見てみると、グレー色のミンクス5体が見事な編隊飛行で近づいてくる。
整然としたフォトンライドの白光を曳きながら、真一文字に飛ぶさきに――敵のVOC数体に包囲されかけているリアーシェがいる!
『止まれぇぇぇぇ!!』
ズガガガガガ――!!
その進路...高次情報電詩戦記VOCALION #3
クラスタード
だから、泣いてしまって……。
――シッズシッズシッ!
(っ!?)
足音がする!
『……どうだ?』
『いや、居ないようだ』
『おかしい……基地には12体のVCOが配備されているとあった』
探してる……!
『4体は南に陽動できている、残り7体は拿捕済みだ』
『あと1体……もっと念入りに探せ。...高次情報電詩戦記VOCALION #2
クラスタード
パタ…パタタ…パタパタ……
雨の音。
パタリ…パタ…パタタ…
雨の音、雨の音……雨の音?
「……ひっ…く……ぐすっ」
雨の音? 涙の音?
「こんなのは…ちが……違う…うっく……」
涙。涙。涙。
涙は……嫌いだ。
パタッ…パタパタパタ、サアァー...高次情報電詩戦記VOCALION #1
クラスタード
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