輪廻せぬ聖者の墓は
輪廻する風車の中に。
梵天塔の如き置き石
凍てる軌条を軋ます寂
宵の森から虚な警笛
時に客車を薙ぐ歌は 髑髏にくるむ年代記
死罪の負債 司祭の不在 人の望みの綻びよ
隕鉄の車体に泳ぐは
黒々と巨大な魚。
紛い仏さえガリリと削り
一炊の旅で円環紡ぐ
福助たちの影は断章
貨物車満たす典籍は 奇電体にて騙る志す
異人の実験 自刃の逸剣 硝子の重罪負う梟雄
モノクロの太陽が九つ 引き絞られた笑いに落とされる
ゆるやかな獣が二頭 貘然として轍を食んでいる
偽物小屋の口上で 駅舎が宣るは霊と位置
聖者の果実 生者の不実 永劫に向かうあの列車
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りんねせぬせいじゃのはかは
りんねするふうしゃのなかに。
ぼんてんとうのごときおきいし
いてるきじょうをきしますしじま
よいのもりからうつろなけいてき
ときにきゃくしゃをなぐうたは
どくろにくるむねんだいき
しざいのふさい しさいのふざい
ひとののぞみのほころびよ
いんてつのしゃたいにおよぐは
くろぐろときょだいなさかな。
まがいぶつさえがりりとけずり
いっすいのたびでえんかんつむぐ
ふくすけたちのかげはだんしょう
かもつしゃみたすてんせきは
きでんたいにてかたるしす
いじんのじっけん じじんのいっけん
がらすのじゅうざいおうきょうゆう
ものくろのたいようがここのつ
ひきしぼられたわらいにおとされる
ゆるやかなけものがにとう
ばくぜんとしてわだちをはんでいる
にせものごやのこうじょうで
えきしゃがのるはれいといち
せいじゃのかじつ せいじゃのふじつ
えいごうにむかうあのれっしゃ
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