白い空まだ眠る街
閑散とした改札抜けて
定位置は3両目2番ドア
6時10分発特急電車
内側だけ禿げたローファー
左肩に背負った鞄に
洗いすぎで薄くなった練習着
どれもみんな好きだった
炎天下のグラウンドで
幾度も流した涙
過ぎ行く日々、尊く短い夏
駆け抜けた
ユニフォームまとった青い背中
浴びた光 止まない歓声(こえ)
記憶の景色の向こう側で
あの日の君を眺めている
窓辺の一番うしろの席
そこから見える海の街
静寂を割いてくローカル電車
放課後を知らせるチャイム
もう一度だけ あの頃に
戻りたいと言った先輩
わかるようで わからなかった
大切な青き日々
置き去りにしたままの青い影は
何も知らず明日を踏んだ
ほんのちょっとだけ悔しかった
あまりに馬鹿で一途だった
あの時君が知りたかったこと
今やっとわかったくらいだから
後悔などしなくていい
今の僕は君のおかげ
この季節が来ると思い出す
6時10分発特急電車
自然に覚えた路線図なぞり
繰り返し聴いた流行りの曲
僕はまたこの場所に還るだろう
置いてきたままの君に会いに、会いに
(30度越え真夏日の舞台
入道雲 蝉の声
記憶の景色の向こう側で
あの日の君を眺めている)
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ブクマつながり
もっと見る春霞 2018/1
決めてたのよ いつか来る別れの日は
決して 泣かないで手を振ると
練習したのよ 君が背を向けるまでは
笑顔 絶やさずに見送ると
困らせてしまわぬように
ただそれだけのことが難しくて
時計の針は忙しなく螺旋描く
淡い色に着飾られた 見慣れた街並み
背を向け...春霞 / 歌詞
shimehebi
銀華 2014/02 shimehebi
ありったけの 知ってる言葉を並べ
言いたいことを、言えたつもりが
紡いだことばを パズルのように
何度も、何度も 組み直した
たぶんこうするべきと、今なら分かる。
思い返す、随分前のこと
記憶の片隅に残る そのままに
銀の華降る夜に
もらったいくつものコト...銀華 歌詞
shimehebi
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痛みを知って 弱さを知って 立ち止まることが増えて嫌になっていた
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つまづいた靴の 先は汚れて 紐だってまともに 結べてなくて ...Accord Knew Key
カケリネ
Mellow Mellow
(vocal/カケリネ×奏 作詞/SEITA 作曲/SEITA×KAKERU 編曲/KAKERU)
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あなたもつられて笑う
ラフな感じでいいんだ
たくさん泣いた次の日は
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sw...Mellow Mellow
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(vocal/奏 作詞:作曲/奏 編曲/奏×KAKERU)
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「ハイチーズ」
二人が 笑って映る写真
額縁に 飾られた 僕の心の中の
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カケリネ
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