静けさ満ちる紅葉の路
莢かに揺れた椛を纏う
冥土へ踊る屍の舞
重ねた闇が此の手に宿る
抱いては果てる恋情の夜
往けども見えぬ限界を辿りましょう
優しい月に背中を焼かれても
止まりはしない言の葉が雨なら
乾いた傷を許してくれるから
寂しいだけの後悔に生きてゆきます
茜に染まる此の袖は秋
たおやかなれど怨みに惑い
神楽を歌う小さな喉に
重ねた指を剣に添えて
飽いては棄てる人型の山
恋せど哀し運命を呪いましょう
優しい月に背中を焼かれても
ありふれている言の葉が愛なら
貴方の思い裏切ることだから
痛みを忘れ屍になりたいのです
抱いては果てる恋情の夜
恋せど哀し運命を呪いましょう
優しい月に背中を焼かれても
ありふれている言の葉が、愛なら
貴方の思い裏切ることだから
神楽を歌う屍になりたいのです
=====
歌詞の読み
=====
紅葉の路→こうようのみち
莢か→さやか
屍→しかばね
恋情→れんじょう
言の葉→ことのは
剣→つるぎ
飽いては棄てる→あいてはすてる
恋せど哀し→こいせどかなし
紅神楽 -ベニカグラ-
嫉妬に狂い、神楽を踊り続ける女の詩。
なんとなく和風ロック的な雰囲気をイメージしています。
私の傍に倒れ伏している貴方の紅い紅い鮮血は、まるで美しい椛の葉。
貴方の血はこの秋の空までも茜に染め上げてしまうのね。
---
宵月の下で交わした一度限りの熱を忘れることもできない、
未練がましく浅ましい愚かな女だと言いたいのでしょう?
それならいっそ、戦で散ったあの屍たちのように死ぬまで踊り続けて見せましょう。
この紅神楽に貴方への恨みと恋情を込めて歌い続けてあげましょう。
…さあ、舞い散る椛を染めるのは誰の血かしら?
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春(眠桜) → 夏(夏忘) → 秋(紅神楽)
四季を題材にしてなんちゃってシリーズにしてみました。
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