【A】
空を見上げため息を一つ
零した日からどの位経った?
あの時空に吐き出した憂鬱は
今もまだ 身体に降り注ぐようで
【B】
色褪せない記憶 せめてもの夢
震える身体 衰える言葉
せめて最期の景色は そう
あの頃君といた部屋の中で
【S】
鮮やかな紅差し込む日暮れ
決して遮れない鮮烈な色
目も眩むような夕焼け空へ
思わず手を伸ばすんだ
【A】
吐き出すように呟く言葉が
呪詛となってこの身を縛った
そうさ雁字搦め どうにも此処まで
鉛のように冷たく重い脚
【B】
とめどない記憶が 溢れ留まり
いつか色を失って 消えていく世界
けれどダメだ 忘れたくない
あの頃君と作った歌だけは
【S】
鮮やかな紅差し込む日暮れ
日常を照らす鮮烈な色
何故かあの頃に戻れたような
そんな気がして涙を零した
【C】
青い空 眩むような光
太陽はいつもそこにある
【S】
鮮やかな紅差し込む日暮れ
人を包む 優しい夕焼け空
手を繋いで道を歩いたあの頃を
思い出して笑みを零した
【S'】
此処まで来るまでの別れも
行く先に在る別れも
この夕焼けが慰めてくれるなら
何とか やってけそうな気がするんだ
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