向かい合うアタシと貴方
強く響くこの鼓動
その口に花でも咲けば
ロマンチックになるのにね

汚れるのも汚すのも　好きじゃないの同じでしょ？
――さあ早く手をあげて

闇夜にきらめいた銀の矢
そんなのアタシにはいらない
貴方の愛の矢で射抜いて
もう　止まらないの

不細工な銃(ぶき)など捨て去り
薔薇の一輪でも持ってて
貴方に似合わない全てが
嘘つきの証

貴方の悔しがる姿が
可愛くて思わずイタズラ
本当は貴方も知ってる
ねえ　愛してるわ

アタシ追う貴方の影が
夜の街を駆けていく
もうずっとアタシはこんな
焦らし遊び繰り返し

ねえそろそろこのゲーム　貴方の手で終わらせて
――ほら後ろ気をつけて

闇夜に放たれた銀の矢
アタシを真紅に染めるため
だけれどアタシを染めるのは
そう　貴方のkiss

不細工な言葉は失くして
愛の言葉でもささやいて
紳士の肩書きはお飾り？
さあ　撃ちぬいてよ

盗んだ宝石をばらまく
灯りに反射する煌き
ただ一人の心ほしくて
ただ　それだけなの

闇夜を切り裂いた光が
アタシに追いついて撃ちぬく
彩られた赤が綺麗で
涙があふれた

耳元に落ちてく吐息が
終わりを告げるよに優しく
アタシの名前をささやいた
ほら　つかまえてよ

閉じた瞼(まぶた)にふと映った
月を背中に立つ貴方が
歌うような声で呟く
「ほら　つかまえたよ」

向かい合うアタシと貴方
強く響くこの鼓動
その口をアタシに向けて
「僕は君を本当は――」

ライセンス

crimson night

煌々

discordさんの楽曲に、歌詞を応募させていただきました！→http://piapro.jp/content/8vz1g1eqtk58qr8n

テーマは「怪盗MEIKOと彼女を追うちょっとヤンデレな刑事(たぶんKAITO)の恋というか愛」です。どういうこっちゃ。

ただ、曲を聴いていたら、サビの最後のところがどうしても「さあ　つかまえてよ」に聴こえてしまって・・・。

ちなみに、「口に花でも咲けば～」の「口」は銃口のことなのです。わかりにくっ。

歌詞を考えるのが、とっても楽しかったです。