君は、淡い色の、傘をさす
僕は、いつもより遠い、
君の、指先を、追いかけている
窓に映る 二人の影
近くて遠い 微かに揺れて
君の瞳に 棲んでいる僕に
雨が降り止まない
吐息に紫陽花を
溜息が雷を打つの
瞼を彩る 小さな雫が
僕の胸を今、締め付けた
僕は、黒い色の、傘をさす
君は、手を伸ばしても、
僕の、指先にさえ、触れてはくれない
窓に映る 明日の記憶
忘れかけた 密かに隠して
僕の瞳に 棲んでいた君が
雨宿りをし続けるから
吐息に紫陽花を
瞬きが火花を散らすの
睫毛を伏せた 靡く黒髪が
僕の声を枯れさせた
泣き止まない 降り止まない
心の雨が降る
降り止まない 泣き止まない
僕の声が 聴こえたなら
吐息に紫陽花を
溜息が雷を打つの
瞼を彩る 小さな雫が
雨と一緒に流れ落ちる
僕の胸を今、締め付けたんだ
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