昔の昔から彼らはいた 森とともに生きる人々
太陽を友に 季節を糧に 土をはだしで踏みしめて
未来の未来まで彼らは在る そう信じて疑わない
けど永遠は続かず 終わりの鐘は 鈍い音立て鳴り響く
森の向こうから やってきた彼らは 木々を 森を 奪い去り
整った道と アスファルトを背に 嘆く人々に銃口を向けた
今際(いまわ)の際(きわ)に人々が残すは 全てのココロを吐き出した叫び
それは歌ではなく 音でさえも無い 「生きたい」と願う魂の慟哭
それらは血と共に 土の奥に染みて 誰かのエゴが厚く舗装(フタ)をする
声に出ること無い 切なる祈りを 足元に眠らせて 街は輝く
いつか必ず人はうつろい 彼らの街も滅びをたどり
温もりは冷めて 明かりは消えて 賑わいは風に溶ける
棲む命など無く 木霊奏でるだけ 街の抜け殻の土の奥には
憎しみは風化し 怒りも腐り果て 「生きたい」と願うココロだけが残り
そのココロ吸い上げ 時を経て芽吹いた 草木たちが舗装(エゴ)を突き破る
乾いた風の 祝福を受けて 眠っていた祈りは花を咲かせる
幾千年がすぎ 緑溢れる廃墟(まち) 木々はココロを思い出す
そうだはるか昔 この木漏れ日の下 僕らは生きていたんだと
土の下に眠り 木となり風となる 彼らの魂は想う
願わくばもう一度 今度こそ永遠に ここに僕らを……
それはココロではなく とっくに擦り切れた ただの木霊する妄想
けれどその願いは 強く強く響き 命持ち動き始める
そしていつかの時 剣持つ人間が その楽園に迷い込み
敵意と後悔と 少しの憧れを 震える唇に乗せ その名を呼ぶ
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