廿日市で海風(うみかぜ)受ければ♪      詞曲:ピーマン

1.ぼくはSL広場に居た  きみは未だ居なかったんだね
  あれから路面に乗り  それから広島へ行った
  資料館の拡大鏡から  眼を外して見たは   折りたたんだハンカチ
  頭はパンクしそう   肘付き椅子に両肩G  へたり込んだ
  窓ガラス越しのドームと燃える火   さえぎった夕立に引かれてなら
  旅行のジャージで  少女たち蜘蛛の巣散らした 置き忘れたハンカチ きみだったのかしら

  それはたとえば 廿日市で海風(うみかぜ)受ければ たとえ秋でなくとも 誰でもきみを思い出すだろう♪
  そうでなければ 白髪が生きるより  黒髪の少女が容易いを  誰も承知しはしない♪
 

2.ぼくは安芸宮島を観た   きみはもう廿日市っ子ね  
  あれから東京へ帰り  見知らぬ十字架探した
  満ち潮の大鳥居から  眼を凝らして見たは  廿日市の港 
  日向薬師登り   岩階段両脚NG  座り込んだ
  極楽寺のキャンプファイヤー   暮れ入る夕陽に照らされても
  青春が始まり   少女たちはしゃぎ回る  眺めたんだ港  きみだったのかしら

  それをたとえて 廿日間の長凪続けば  きみが思い出をして  誰に言伝することやら♪
  そうでなくとも 白髪は去りもする  少女の血はなお赤い  誰も承知しはしない♪

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

廿日市で海風(うみかぜ)受ければ

通夜の客のごとく。

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投稿日:2021/06/04 00:14:44

文字数:617文字

カテゴリ:歌詞

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