理由はございません
          詩:赤りんご@

暖かいぬくもり詰まった手とか
抱き寄せた綺麗な手や
時間を気にする腕時計や
私を追い詰めるものばかり

いつしかどんどん
薄れる影
いつまでも消えない命が
どうでもいいよ、と価値が消えてく


値段をつけられて迷う私を
綺麗に思えなくて
価値なんてないそんなものだ
いつも後ろばっかり


耳を澄ませば聞こえてくるのに
耳も塞いでたのは私で
お願いなんて聞いてもらえるはずないのに
そんなとこだけ真面目だ


こない着信見えない鼓膜
震わす肩を押さえつけて
カーテン、勢い良く開けて
見えた空に漏れた弱い本音

自分勝手な太陽が
疑う私を投げ捨てて
どうせ本音なんて聞いてくれないくせに
「例えば」を言う


目を凝らせば見えてくるのに
目を閉じてたのは私で
お願いなんていってないのに
自己解釈自己完結



「未来へのメッセージを
今伝えるのはなんですか?
望まない未来などない
君はそこで終わりなのです
それに理由なんてないのです」


泣き出しそうな私がいるのに
隠して手で被せて
見せないフリばかりして暖かい手を求めた

耳を澄まして聞こえた声
目を凝らして見えた影
理想とか崩して取り戻した
間に合った影ふみが今ココに
手の中にある気がしたんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

理由はございません

閲覧数:23

投稿日:2011/11/22 22:04:00

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

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