「がたん、ごとん」と音を上げる
灯の落ちかけた街を背に
昨日のことさえ朧気で
明日も同じ日が昇るのでしょう

知らぬ間にすり減っていく
靴底と皴のついた革
うす寒さ胡麻化すためコートの襟立て

何か忘れて、
何がほしかったんだろう。
知らないことばかりが
ただ増えていく

明日もしも、
僕がいなくなったら
僕みたいな誰かが変わってくれるんでしょう?

すべて忘れてしまえば楽なのに
何か忘れたことだけ
まだ覚えている

「がたん、ごとん」と音を上げて
遠ざかっていく灯を背に
生きる意味など曖昧で
それでも人は生きていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

オフィス・ゴート

オリジナル曲オフィス・ゴートの歌詞です

閲覧数:159

投稿日:2017/11/25 15:14:03

文字数:261文字

カテゴリ:歌詞

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