「死にたい」なんて言う君が私は嫌いだ
「生きたい」なんて言う私が君には分からないんでしょ
A1
君はいつだって日陰にいるの
私はいつだって日向を目指すの
「私の隣で歩こうよ」伸ばした手を
君は「私はいいの」って払ったんだっけ
B1
淀んだ声と憂いた瞳
初めて会った雨の朝
濡れた髪の暗さをまだ覚えてる
サビ
「死にたい」なんてそんな陳腐な言葉で
君の心に蓋をしないでよ
そのうち君の浅い浅い傷は
どろどろに膿んでやがて腐ってく
A2
君は卑屈になって後退り
私は力が欲しくて前に進む
「案外君も強くなれるかもよ」
君のこと諦めたわけじゃないけど
B2
「なんでか不安なんだ」
「いっそ死ねたらなあ」
そう言う君に何も言えなくて
サビ
「消えたい」なんてそんなチープな言葉で
君の正体を隠さないでよ
実体の無い痛みが増えて増えて
もっと君を傷つけるから
C
地獄に落ちた主人公のように
自分の腕で蜘蛛の糸を登って見せろよ
案外すぐそこにあるかもよ
暗闇で踞ってるだけじゃ救われない
足掻かなければいけないこと
手を掴まなければならないこと
もう手は差し出されていること
ほら見上げてみろよ
大サビ
ねえいかないで
今ここでずっと手を伸ばしてるから
君はどうかこの手を取ってほしい
「死にたい」とか「消えたい」とかで終わらせないで
君の心を全部聞かせてよ
想定解が嫌いなこの私だけど
君の救いにどうか私はなりたい
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