その先を見せてよ シルバーブリザード

歩いている場所が どこか
見当もつかないのに
皆はどうして歩けるの?
何もない先へ

立ち止まって振り向いても
来た道は どこまでも
白い色が閉ざした

もう 叫ばずにはいられないんだ
自分にすら聴こえないけど
進まなきゃいけないんだったら
その先を見せてよ シルバーブリザード

目の前に 誰かの影を
認めて 手を伸ばした
いくつ掴み損ねたのかな?
消えてゆくそれを

響くはずの 音はすべて
音のない弾幕に
遠くに搔き消された

何もないこの有様で
自分のことも信じられない
本能で手が何かを探す
焦る先に続く シルバーブリザード


凍るだけの 涙も涸れ
全身が浮くように
意識 遠く 薄れる

もう 叫ばずにはいられないんだ
自分にすら聴こえないけど
進まなきゃいけないんだったら
その先を見せてよ シルバーブリザード

もう 叫ぶことさえもできないんだ
自分にすら聴こえないから
進まなきゃいけないんだったら
全て嘘と言って シルバーブリザード

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

銀の弾幕

お久しぶり、喪失感。
ぼくにはなにもないんだ。

というコンセプトを元に書いた作品。
北海道は札幌の一部地域はそんなに振ってませんが近郊は豪雪なので、なんかのうのうと暮らしている感覚があります。

そして真正面が吹雪だとこんな感覚。多分書いていたときは「このまま寝て死にたい…」な感覚だったと思うんです。
私だってこういう気分低下に陥ることはあります。

構成はS→A→B→S→A→B→S→B→S→Sです。

閲覧数:100

投稿日:2011/01/14 23:21:28

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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