ゆらら 月の足先は水球の底で照り返す
ふわわ たゆたう淡いチリは青くひかりまとうmarine snow
静かに降り積もる時の海にたゆたう
ぼやけたひかりに包まれた僕は泳ぐことも忘れて
飛び込む青の中で弾けるプランクトンの雪
流れのままに漂って揺らされる僕はNoctiluca
波のまにま 彩るsilver blue 誰かの声が水底に揺れる
あの時も あのまま 時を止めて 愛してくれたらよかったのに
さらら 汐の流れは温度差のままに渦を巻く
きらら 水面に昇り弾ける泡から 降ってきた幾億の輝く星くず
深く置き去られた思い出の海の中
降り注ぐ光に照らされて ただ瞼を閉じた
透き通る青の中で揺らめくプランクトンの星
失くした歌も届かずに たゆたう僕も青く染まり
悲しめば悲しむほど 宇宙は深く遠く透き通る
星の一つと成り果てて それでも僕は輝いてるよ
甘い夜に沈んでゆく模型の海の小さな宇宙
忘れた夢を漂って青く照らす僕はNoctiluca
意識も声も全部溶かして 朝が来れば消えゆくfire fly
あの時も あのまま 時を止めて 愛せたならばよかったのに
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