想像の中でなら 鮮明に見えた世界も
再現できないまま 投げ出すように また空をみる

焦りもせず 駆けもせずに いま 信号は赤に変わった
明日のこと 君のことも 答えはまだ 出せないまま

今日が終わるから また明日 違う誰かに 生まれ変わって
蝶が羽化する時みたいに 違う世界に 触れられたらいい

時計の針は 構わず進む 夢の中には 居続けられない

ぼーっと眺めてたら 信号は青に変わった
置いてかれないように 展望はなくても 先に行こうか

いつを切り取っても ついて回る影は
切り離せないほど 近くにあって

"もっとうまくやれてたらなぁ…" 思い出すたびに いつも悔やんで
"きっと、明日は変われるから…"　そんなおざなりな言葉は もういいよ

今日は今日で続いていくから 変わる信号に委ねたらいい
ひとかけらでも すがる希望が そこにあるなら いまは行こうか

いつを切り取っても その光と影は
切り離せないから 共に行くんだ

終わる今日に 流れる日々に ありきたりでも 祈りをのせて
続く明日に 眩しいくらいの 輝く世界を いつかみたいな