ああ 長い 夜の始まりは
星が 瞬く夜空

二度と鳴る事のない 携帯を見つめて
初めてこんなに 人を好きになったと気が付いたよ

私の気持ち いつも同じ 彼方を感じていたかっただけ
きらめく星空に きらめく流れ星
夜空はこんなにも綺麗で だけど もお 終わってしまったの



夢から覚めて 気がついた 初めての恋
今までの彼方との付き合い すべて依存なんだって
私の勘違い 私の一人舞台(あそび) ああ なんて無様(ぶざま)なんでしょう

別れて 初めて 気づいて
苦しくて 悲しくて 辛くて 胸が痛くて張り裂けそうで



ああ 鮮やかに よみがえる
記憶は 残酷で

微笑んでる彼方の その笑顔だけで
私は幸せだった ただ 傍に居られるだけで

本当に心が暖かくなったよ 変えられないほど大好きだった
でも それは私の勘違いで
ただ 彼方に全てを任せたきりで 何もしなかった

彼と同じ 気持ちになってた つもりだっただけ
どれほど負担だったんだろう 遅いけれど 気が付いて 涙が頬を伝う
もお 終わってしまった恋だけど せめて一つだけ 思い出を持つ事を許して下さい


本当の恋に気づかせてくれて ありがとう
本当の私の気持ちを彼方が作ってくれた



ああ 別れ際 聞こえた
彼の言葉は 深く胸に残って
「次に 会えた時は お互い 笑顔で会おう」 そう約束してくれた彼方
都合のいい話だなんて 彼方は呟く様に言ったけれど
それでも嬉しかった いつかまた会う時に笑顔で会えますように

そんな優しい彼方はまるで 今見上げる夜空の優しい闇のよう
夜は長く 静かに 鳴らない携帯電話を握り締めた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鳴らない音

一人の少女が本当の恋に気が付く歌詞です。
要らない部分の歌詞などありましたら削ってしまっても構いません。

閲覧数:96

投稿日:2009/02/10 01:52:47

文字数:699文字

カテゴリ:歌詞

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