湿度の高い部屋の中 蠢く長い髪の女
喉を渇かせて 震える声絞り出す
窓の外には黒い空 濁音響く夕立

心にも無い優しい手を差し伸べて
傘も無いのに槍の雨の中を行くの?

衝動に任せた暴力の言葉
貴方を切りつけ私を傷つけたとしても
歌姫なんて過去の栄光に縋り
浅ましく髪を振り乱しガランの劇場へ


音符の消えた楽譜手に 振り返る長い髪の女
眉を吊り上げて 震える声投げつける
ドアの外には黒い影 濁音響くノック

心にも無い優しい声かけないで
朝も無いのに闇の雨の中を行くの?

衝動に任せた暴欲の言葉
貴方が仕掛けて私が傷つけたとしても
恋人なんて架空の名誉に縋り
目覚しく神を振り乱しガランの劇場で

歌えばいいでショなんて諦め顔を叩いた
貴方の熱いあつい手が忘れられないの

衝動に任せた暴弱の言葉
貴方に目掛けて私に傷つけたとしても
最愛なんて過去の名誉に縋り
勇ましく髪を振り乱しガランの劇場へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ガランの劇場で

衝動的に書いた暗めの歌詞。

過去に歌姫と持て囃されていた女性が落ちぶれてなお、自分に歌わせようとしてくる男性(マネージャー?)を恨みつつも恋焦がれる…内容?
ミクをイメージして書きましたが内容的にハク姉さんでもいいかもしれない。

「ガランの劇場」のガランは特別な意味は無く、「がらんとしている」という意味で使いました。

閲覧数:112

投稿日:2008/08/06 01:42:23

文字数:402文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました