西の棺が 水底に
落ちる頃

白き鉄馬の 嘶きも
今や遠く 雨音に消ゆ

夢は 目蓋を過ぎて
溢るる露の如し

君よ 優しき古声の人よ
然らば 悲しむなかれ

その生に 永久の
詩を咲かそう

揺蕩う息を 飲み込めど
船はなく

終に傾く 堅城は
長き雨を 憂いて散りぬ

時は 腕を去りて
移ろう身は儚し

君よ 嘆きの色さえ愛しく
然らば 忘るるなかれ

その生に 永久の
詩を咲かそう



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にしのひつぎが みなそこに
おちるころ

しろきてつばの いななきも
いまやとおく あまおとにきゆ

ゆめは まぶたをすぎて
あふるるつゆのごとし

きみよ やさしきふるごえのひとよ
さらば かなしむなかれ

そのせいに とこしえの
うたをさかそう

たゆたういきを のみこめど
ふねはなく

ついにかたむく けんじょうは
ながきあめを うれいてちりぬ

ときは かいなをさりて
うつろうみははかなし

きみよ なげきのいろさえいとしく
さらば わするるなかれ

そのせいに とこしえの
うたをさかそう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

霖詩

タイトルは「ながあめうた」です。
民謡、伝承的な詩が書きたくて書き上げました。

当方作曲技術がないため、曲を募集しています。
民族系(イメージとしては中華、和風な感じ)が良いなぁと思っております。

わかる人には元にしている題材が丸わかりだと思います…。

よろしければ素敵な曲をつけていただきたく、お願いいたします…!

閲覧数:960

投稿日:2015/06/20 21:23:51

文字数:474文字

カテゴリ:歌詞

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