【A】
目が覚めて 包まれている
優しい気持ちは きっと
昨日のあなたが今日に
置き忘れていったものでしょう
【B】
こうして積み上げられていく忘れ物があることを
気付いていないでしょう
今日には寂しさが来ることさえ
【サビ】
喜びとは悲しみと 寄り添い合って
生きていくほかないのか
あなたがもしも 優しくいられない時は
そっと届けにいくから 忘れ物
【A】
あの時の感情のままに 放ってしまった言葉は
もう二度とあなたの中で目を覚さないでいてほしい
【B】
伝えたいに遠い言葉が 鋭い輪郭をもって
心の内へ入っていっては 深く沈み込んでいく
【サビ】
思い返す日の約束が 檻となり
閉じ込められているなら
もう躊躇わずあなたが行ける 鍵となる言葉を
そっと差し出してあげたい
【サビ'】
喜びには悲しみが
寄り添いながら生きていくと言うのなら
存在自体が悲しみに思える夜に
そっと預からせてほしい 忘れ物
忘れ物
こちら歌詞応募の作品です。
https://piapro.jp/t/AIvI
人を愛することの喜び、それと同時に押し寄せる
どんな関係にも永遠が約束されないジレンマを描きました。
エールを送れるものというよりかは
自分以外の誰かもこういう感情になるのかもと少しだけ安堵もあるような
出来るだけ内心に寄り添えるように
内面にフォーカスし、人間味が出ることを意識しました。
不安や悲しみは止まないけれど
それでも人を愛するし、誰かと生きていく。
そう思って貰えればと思っています。
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