ぼくは雨粒 ぽつり一人きり
雲の隙間から落ちていった
そんなぼくを 迎えたのは
ぼくより きらきらの 波間

世界に受け止められたこの体で
ぼくはどこへ行けるのだろう

唯ふわふわ漂ってるだけで
それだけでもう何もいらなかったのに
「どうして?なんでぼくは輝けない?」
こんなに胸が痛いのに

ぼくは雨粒 ぽつり独りきり
海の真ん中で息をしてた
そんなぼくは ある日ふいに
一番 綺麗な 波に会ったの

君に浸透していくよなぼくの心は
ぼくよりも輝いてたんだ

唯生きてただけのぼくを
君は救い出して手のひらに乗せた
「君のきらきらしてるとこ、
私は好きだよ」と

声にできない、言葉にもできない
そんな気持ちがぐるぐるまわって
ぼくは初めて「ぼく」になって
君の傍にいたいと、そう願った

たとえこのまま泡になっても
ぼくは必ずそこへ行くよ
水になって酸素になって
また君に逢いに行く

いつかぼくが消えてしまっても
ぼくは必ずそこへ行ける
もう一度空に舞って降りて
また君に恋をする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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雨粒の唄(おと)

なんとなくミクのイメージカラーって、水の色のような透きとおった感じ。
というのと、
もし雨粒が何の前触れもなく空から落とされちゃったら、
もしかしたらどこかの人魚姫のような物語が待っているかもしれない。
というのと。

2つの脳内妄想からできています。
この些細な日常に少し興味を持った方、よければ曲つけてやって下さい。

閲覧数:112

投稿日:2009/11/28 15:22:24

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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