目の前から 色が消えた
何時からだろう 何も聴こえない
流行に乗るなら「君が消えてから」
胸を刺して 刃残したまま


君の音は 繊細で
触れれば 君ごと壊れそう
君の色は 複雑で
なぞれば 僕ごと埋もれそう

知らないのは 僕のほうで
それを聴くたび 泣きたくなった
できないのは 僕のほうで
褒められるたび 消えたくなった

「なんでもしっているくせに」

大嫌いだった こぼれる弱音
僕の方まで 弱くなるみたい
大嫌いだった 君の弱音
僕の弱さを 突きつけられて

目の前から 色が消えて
もうずっと 何も聴こえない
流行に乗るなら「君が消えてから」
但し僕は 大嫌いだった



君の音が 繊細に
今でも どこかで奏でられて
君の色が 複雑に
今でも どこかで輝いて

知らないまま 僕はただ
それを聴くことも ないままに
できないまま 僕はただ
それを見ることも ないままに

「君が作るものは好きだった」

悲しかった こぼれる弱音
僕には何も できるわけがなく
苦しかった 君の弱音
君より弱い 僕の力が

目の前から 色が消えた
もうずっと 何も聴きたくない
流行に乗るなら「君を消してから」
望んだのは 僕のほうだから

一つだけ 思うのは
少しだけ 願うのは
君の愛したすべてが
君を愛してくれますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

弱虫

だって、くやしかった。
何も知らない自分が。
傷つけた自分が。
そしてそれに酔う自分と、
あまりに子供だったあの日が。

「前のバージョン」でひらがな表記

閲覧数:265

投稿日:2012/10/05 21:15:15

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました