・関西芋ぱん伝の4人が出てきます
・各動画・P様と雨宮は一切関係ありません
・性格・口調、あくまでイメージです
・関西弁と博多弁よく分かりません
・芋っ子の一人称の使いわけはアイス芋Pのコメントを参考にしました
・芋っ子視点です
OKな方は、どうぞ
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
急ぐような、2人分の足音。1つは、私の分。もうひとつは。
「いももーっ!早く早くぅー。」
コートの袖をだぼつかせ、私に手を振る小さなKAITO、ぱぴこ君。
彼は大事そうに抱えている紙袋をぎゅっと抱く。
「もぉー、早くしないと溶けちゃうってば!」
「はいはい。」
私はずれかけたヘッドホンを直し、それから抱えていた
暖かい紙袋を抱えなおした。
「おかえり、二人とも。うわ、汗凄いやん大丈夫か!?」
「そんなに急いでどーしたとー?」
家で待っていたのは独特の口調の2人のKAITO。
王冠とジャージが特徴的な閣下さんと、
頭の伝票がトレードマークの殿下さんだ。
そんな2人の前のテーブルに、ぱぴこ君はどんっ、と紙袋を置く。
お、何なんそれ?閣下さんが興味深々で紙袋を見つめた。
「えへへー、アイス買ってきたんだおー。
スーパーカップでしょー、爽でしょー、パピコにー、チューペットぉー!」
「うわ、たくさん買うてきたなぁ…。…あれ?ぱぴこー、
ダッツないやーん。」
「ダッツは高いんだもーん。」
文句を言う閣下さんに、ぱぴこ君が口を尖らせる。
その横で、いつのまにかアイスの蓋を開けていた殿下さんが言った。
「そう言わんと先輩ー。せっかく買ってきてくれたんやからー。
あ、俺のアイス食べる?」
「あ、じゃぁ僕バニラー。」
チョコミントのアイスを押し付けようとする殿下さんに対し、
閣下さんは青ざめた顔でほかのアイスに手を伸ばした。
「あ、そういえば僕焼き芋も焼いてきたんですよ。」
私は持っていた紙袋をテーブルに置き、中身を取り出す。
まだ暖かい芋を、いくつか並べていった。
「…まだ焼き芋には早いですけどね。」
そんな私の言葉も聞かず、3人の手は焼き芋へと伸びていく。
「やっふう!いももの焼き芋ー!」
「お、この大きいやつもらいー。」
「ちょ、先輩ー!そういうのは普通後輩に譲るんじゃなかと!?」
元気に焼き芋の争奪戦が繰り広げられる中、私は窓の外を見る。
暑さの残る外から、セミ寂しげな泣き声がひんやりとした風に乗り届く。
もうすぐ夏も終わり。
秋は、すぐそこだ。
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