得意なものがあったって
胸を張って誇らしげに
語ったところで今はただの
落ちぶれた引きこもり

刺さり続けた敗北感
ドア越しの期待感
悲鳴に似たノック音
叩きつけた夢の残骸

耳障りな世界から
ひたすら逃げた代償は
ヘッドフォンで塞いでも
こびりつく怨嗟のよう

飛び降りたら楽になるかと
窓越しの世界を覗くには
厚い布が目隠しして僕は
今日も波に沈むだけ

刺さり続けた敗北感
ドア越しの期待感
悲鳴に似たノック音
叩きつけた夢の残骸

しがみついた生命線
画面に映る羨望感
いつしか止んだノック音
吐き戻した希望の抜け殻

努力をすればいつかなんて
手に入れた人間が胸張って
誇らしげに語る度
情けなくて死にたくて

ただ敗北感に酔いつぶれ
明日の僕と昨日の僕の
境目を見失ったまま
泥のように死体のように

今日の僕は眠るんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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敗北感

引きこもりの詩。

閲覧数:79

投稿日:2014/05/08 01:42:44

文字数:366文字

カテゴリ:歌詞

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