金木犀の香りがすると
思い出す景色がある
何度も繰り返し歩いてた
家までの帰り道

幼い僕は一人ぼっちに
なるのが怖くて強く手を握った
その手のひらはとても温かく
僕の心は満たされていた
金木犀の花が咲いてた

今は一人で帰る帰り道
手を握る人はもういないけど
金木犀の香りがすると
僕は一人じゃないと思える

金木犀の香りがすると
思い出す景色がある
何度も繰り返し歩いてた
家までの帰り道

少し大人になった僕は素直になれず
肩を並べて歩くことさえ拒んだ
傷つく心を見て見ない振りをして
ただ前を見て歩みを速めた
金木犀の花が咲いてた

今は一人で帰る帰り道
ゴメンと言える人はもういないけど
金木犀の香りがすると
あなたに逢えた気がする

金木犀の香りはまるで
おとぎ話の魔法みたいに
あの頃の景色が映し出される
あなたに逢えた気がする

金木犀の香りがすると
思い出す景色がある
何度も繰り返し歩いてた
家までの帰り道

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

金木犀

初音ミクのオリジナル曲の歌詞になります。

作詞:青い桜

閲覧数:153

投稿日:2019/10/11 20:29:08

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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