「――じゃあ、学級委員はカイト君とグミさんね。一年間お願いね。」
…最悪。
何で、こんな面倒なことをやらなきゃいけないの?
しかも、一緒に仕事やるのは、カイト。
彼とは幼馴染み。
「早速だけど、今日の放課後――」
面倒だなぁ…
「よし!頑張ろう!!」
「はいはい。私、早く帰りたいんだけど。」
「そんなこと言わないでさ…」
彼が何か話しているけど、無視。
彼と一緒にいると、おかしくなる。
優しく笑う彼は、昔と変わらない。
でも、私は彼に冷たく接してる。
昔みたいに彼に笑いかけることが出来ない。
何でだろう?
「ふぅ…」
やっと、終わった。
久しぶりの彼と二人きりの時間も終わった。
少しでも、楽しいようなこと言えれば彼と仲良くなれるのかもしれないのに…。
「グミ。」
「…何?」
「お疲れ様。」
彼がくれたのは……苺味の飴。
―甘くて美味しい。
彼の優しさが辛い。
その優しさは、他の人にも見せているんでしょ?
コメント1
関連動画0
ご意見・ご感想
禀菟
ご意見・ご感想
苺飴ズルい!
グミの嫉妬とかいい(○´艸`○)
カイトもグミに気付いてあげないと!!
あれ?
続きないの?
続いて欲しい(*^^*)
2011/07/13 06:55:12