リン)1番じゃなきゃ嫌だった
腕に刻まれた02という数字が嫌いだった
あの子がすごく羨ましかった
どうやったらあの子になれるのか、そればかり考えていた。
機械の髪の毛は伸びないし、
色も自分じゃ変えられない。
大きなリボンは外せないし、この声もあなたに出してもらうことしか出来ない。
あの子みたいな髪型だったら
あの子みたいな歌声だったら
あの子みたいな髪型だったら
あの子みたいな歌声だったら
もっと歌わせて貰えたかな?

今度は私に歌わせて。その願いも、言うことすら叶わない。見た目どおりのキラキラ笑顔で、あの子の隣に立っているだけ。引き立て役なのは分かってる。だけど、だけど、だけど!私も01になりたいです......

レン)1番の子はすごかった
ツインテールの長い髪揺らし笑っていた
あの子はすごく「人気物」だった
どうやったら人に囲まれるのか、そんなことを考えていた。
機械の僕の設定は男だし、
それなのに声は高くてさ。
寝癖はクシが、通らないし、この声もあなたに出してもらうことしか出来ない。
あの子と同じ性別だったら
あの子と同じ性格だったら
あの子と同じ性別だったら
あの子と同じ性格だったら
いや機械に性格とかないけどねw

僕だってこの歌うたえるよ。その歌も、またあの歌姫にとられてく。ステージなんか立たせてもらえず、舞台裏で涙こぼすのです。好かれてないこと分かってる。だけど、だけど、だけど!こんな僕でも感情があるのです......

リン)初めてじゃないのになんで初めてなんでしょう?
どうして優しく私の頭を撫でるの?

レン)どこにでもあなたがいるのはなぜ?
どうして僕の歌を褒めるの?

リン)ますたーに歌わせてもらった歌は今もずっと覚えてる。初めて買ったのは私(僕)だった。
なのに後から来たあの子。
レン)もう僕(私)たちは歌えない。
私たちより歌が上手い。
僕たちよりも背が高い。
私たちよりも可愛い。



レン)は じめてあったあのひ、
リン)つ めたいてでわたしとれんのてをにぎって、
レン)ね かしつけるみたいなやさしいこえで、
リン)み どりのかみをゆらして、
レン)く らくらするほどまんめんのえみをうかべて、

リン・レン)「はつねみくだよ」








リン・レン)彼女のその一言で、
01になることは無理だと
気づいていた。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

01のなり方 曲募集中

VOCALOIDの中心と言えば、やはり初音ミクですよね!リンちゃんとレンくんも、初音ミクみたいな中心の存在になりたかったんじゃないかなと思って書いた歌詞です。
ちなみに、「人気物」は誤字では無いです!w
VOCALOIDなので、者ではなく物という漢字を使って見ました!

曲募集なので、使ってくれると嬉しいです!

閲覧数:86

投稿日:2023/10/29 23:21:20

文字数:991文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました