冷たい床は今日も嗤ってる
薬漬けで鮮明になる
白衣が常に見張ってる
最初で最後の逃避行
思えば何もなかったな
後ろを向いても呪いだけ
怪しげな神が囁く
「どうぞこちらにお越しください」

走り続け暗闇から光が差した
どんなことでも
苦しさも
悲しさも
切なさも
消え去った

触れたら消えてしまいそうで
とても淋しくて
夢の箱で眠れない
窓際のお姫様
吸い込まれては溶けてしまった
僕の心をさ
連れて行って
夜空に咲いた
病室の花

君は他とは違うんだね
灰色が虹色に変わる
暗い夜が今日も更けてく
幻想は色鮮やかになる

色があせて崩れていく
君の笑顔も見えなくなって
喜びも
幸せも
恐怖さえも
無くなった

最初から何も無かった様な
がらんどうのアイ
夢の舟は眠ってしまって
遠くへと漕ぎだした
吐き出されて凍えてしまった
僕はうつうつろ
戻ってきて
夜空で枯れた
病室の花

触れたら消えてしまいそうで
とても優しくて
夢の箱から飛び出して
僕のことを呼んでいる
吸い込まれて落ちてしまいそうな
僕のすべてをさ
受け止めてね
夜空に咲いた
病室の華

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「病室の花」歌詞

「病室の花」の歌詞です。

閲覧数:2

投稿日:2025/02/21 21:29:04

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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