気づけばもう10の日が経って
雪も溶けて 日差しが眩しくて
池のそばにたたずむ僕は
濁った水底を見ていた
君は知ってしまった
君の愛した子供のように
君はとても嬉しそうに
知ることを選んだ
知りたいという君の声も もう聞こえなくて
知って欲しくなかった 僕の願いが熔ける
春はまだ来ない
気づけばもう朱い日が落ちて
冷たい風が 僕を奪ってく
きりりと尖る空気の中を
澄んだ夜空を見ていた
君と歩んだ日々に
僕は何か残せただろうか
君を幸せにしてあげられただろうか?
知ってしまった君の顔が もう見えなくて
知って欲しくなかった 僕の願いが熔ける
春はもう来ない
赤子と向き合い乳母車を押す母はもうすぐ知るだろう
そしてすぐに赤子も知るのだろう
君と僕は確かに生きていた 二人でふたりぼっち
僕は君とこの先も ずっと一緒だと思っていた
知りたいという君の声も もう聞こえなくて
知って欲しくなかったよ もう遅いんだね
知りたいと願う君の心も もうなくなって
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知りたいよ ねえ 知りたいの
僕ももう知りたいよ。
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