拝啓、君を亡れる。 off vocal
夢を見たんだ
君を見たんだ
相も変わらず君は綺麗だ
夜が止んで
朝が降って
僕は愛も変わらず独りだ。
空を見たんだ
雲が流れた
君と眺めた雲を想った
青は澄んで
土を焼いて
僕は懲りずに君を探した
君だけがいない街を
僕は下を向いて歩く
僕は転ばなくなった
君の思い出と歩く
君の温もりを抱いて
僕だけの街を歩く
僕の心臓を置いて
忘れた記憶に気づけない
今日も独り
月を待っている
墓に来たんだ
君を見たくて
墓にもたれた背が冷たい
青が枯れて
赤が咲いて
咳をしたとて僕は独りだ
君だけがいない心を
僕は捨ててしまたい
僕は泣かくなった
君の思い出が消える
君の温もりが覚める
僕だけの日々を泳ぐ
僕は瞳を閉じて
すぐ死ぬくせに五月蠅い
蠅が赤を
独り泳いでる
君の思い出が出ない
君の温もりが来ない
僕だけの日々を捨てたい
僕の心臓を止めたい
忘れる自分が許せない
今日も独り
月を見ている
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