幼い夢が繰り返し
目覚めの時の切なさに泣く
何を失い何を求める
分からないまま泣く白い子供
爪先立ちで走るような
危うい色の瞳でした
信じてもらえぬなら真実を
言う必要などあるのですかと
望みはあるかと聞かれても
何も答えぬ指先から
勝手に読み取ればそれで良い
「果たした」と一人でうなずきなさい
風はいつも白く青く
心を奪い冷やしていく
誰のものにもならぬこの瞬きを
どうしても求めて欲しい
幾千の夜やりすごし
いつか目覚めぬ朝を探す
前を向きなさいと優しさを
その意味さえ分からないなら
ガラスの回廊と飛び立つ鳥
何も見られぬ耳元で
勝手に感じればそれで良い
「わかった」と一人で泣きなさい
風はいつも白く青く
心を奪い冷やしていく
誰のものにもならぬこの瞬きを
どうしても求めて欲しい
空はいつも白く遠く
心を焦がしかすめていく
誰のものにもならぬこの魂を
いつでも求めていて欲しい
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