月がこんなに綺麗ですから
嘘をつくのもやめにしましょう
あいにいきますあいにいきます
夜に零れた光辿って

満ちてしまえば欠けてゆくのに
さめた心に差し込みました
夏の名残の雲の陰から
かなしいほどにかなしいほどに

優しさを持て余しふるえるあまり
下ろした幕をいまもなお

月がこんなに綺麗ですから
嘘をつくのもやめにしましょう
あいにいきますあいにいきます
夜に零れた光辿って

落ちてしまえば過ぎてゆくまま
さめた心も浮かれてました
夏の名残もかわくくちびる
かなしいほどにかなしいほどに

寂しさに泣き腫らしふるえるばかり
独りの朝もいまはもう

月もあんなに綺麗でしたね
恋と呼ぶにも淡くあやうい
あの日つかえた愛のことばが
頬に零れた涙伝って

月がこんなに綺麗ですから
嘘をつくのもやめにしましょう
あいにいきますあいにいきます
夜に零れた光辿って

あいにいきますあいにいきます
夜に零れた光辿って