「ルカ先生っ♪」
先生を呼びながら軽く走ってみた(っていっても10メートルくらい?)
「ふふっ♪そんなに走ったら危ないわよ?」
………さすがにこの距離じゃ転ばないと思う。
山登りでみんなのペースに合わせて歩けないからルカ先生と2人で登ることになった。
『それでは、鏡音さん達は巡音先生と後から来るので並んで出発します!』
『達』って!?他に誰かいるの!?
「ルカ先生?あの………他に誰か………?」
「えっと、鏡音君が……「遅れました!」
えっ!?レン!?もう出発してるはずじゃ?
「鏡音君が、リンちゃんと一緒に行きたいんだって♪」
「えっ!?」
「ってわけでよろしくな!リン!」
レンと一緒なのは嬉しいけど………。他の人と一緒に行った方が良かったんじゃ………?
ついでに、ルカ先生は自分から引き受けてくださったらしい………。
「じゃあ、私達も行きましょうか♪」
「「はい!」」
なんか『山登りっていってもそんなに標高は高くないから安心しろ!』って隣のクラスの担任が言ってたけど、絶対嘘だ!
まだ真ん中あたりなのにすっっっごい疲れた………。
「ひゃっ………」
「リン!?大丈夫か!?」
「大丈夫……少し滑っただけ………。」
そして、足場が悪すぎる。何回転びかけたか分からない。そのたびにレンが心配してくれて、ルカ先生は微笑んでいる………。
「リン、少し休むか?」
「ちょっと座りやすそうな石があるからそこに座りましょう?」
「えっ………で、でも………。」
「大丈夫よ♪逆に無理して動けなくなった方が大変でしょう?」
さすがにシートを石の上に被せ始めてるルカ先生を見ると断れなかった。っていうか、まずシートを持って来ていたことにびっくりだけど。
先生がお茶を手に言った。
「あ、あのね、神威先生って分かるわよね?」
「はい、分かりますが……。」
「あの先生ってどう思う………?」
「どうtt「俺らはあんまり関わることないんでよく分かんないんですけど…まあ、いい先生なんじゃないっすか?」
あ、こいつ人の言葉遮りやがった!
「ふふっ♪そう思う?」
「まあ、優しいんじゃないですか?」
「そうよね♪」
「先生、そろそろ行かないと………」
「長話になっちゃったわね。ごめんなさい。それじゃ、行きましょうか♪」
また山頂目指して登りだす。
まさかとは思うけど、ルカ先生、がくぽのこと好きとか無い…………よね?
コメント0
関連動画0
オススメ作品
贅沢と君とカプチーノ
こんな生活がまだ愛おしくって
朝食と君の丁寧を
一つ愛して 二つ愛して
笑顔になっちゃって!
こんな日々で今日もどうか
変わらず味わって!
ちょっぴりほろ苦いような平日も
なんだかんだ乗り切って!
さぁさぁ贅沢なんかしちゃったりして...贅沢と君とカプチーノ (Lyrics)
shikisai
母:何度でも言うわ!絶対、絶対、絶対、絶対に、寄り道はしないこと!
赤ずきん(以下、赤):
つまらない!良い子にしてろって、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌。どうせ悪い子だもん、自由が最高だもん
世界はドラマティックなストーリーで溢れてる!ねえ見て!将来、私、そう、役者さんになりたいの!
狼:今日も騒がしいな
赤...ビターショコラ ガーデン
ポッポβ
A
丁か半か 賭場(とば)の花
目を細めたら 遊びましょ
丁か半か 次の手は?
地下百階の 遊戯場
B
隠したな お手の札
見透かすからさ 逃げないで?
わかったな 踊り方
圏外だから 諦めな?...トバヒメ
かぜよみるいと
「彼らに勝てるはずがない」
そのカジノには、双子の天才ギャンブラーがいた。
彼らは、絶対に負けることがない。
だから、彼らは天才と言われていた。
そして、天才の彼らとの勝負で賭けるモノ。
それはお金ではない。
彼らとの勝負で賭けるのは、『自分の大事なモノ全て』。
だから、負けたらもうおしまい。
それ...イカサマ⇔カジノ【自己解釈】
ゆるりー
小説版 South North Story
プロローグ
それは、表現しがたい感覚だった。
あの時、重く、そして深海よりも凍りついた金属が首筋に触れた記憶を最後に、僕はその記憶を失った。だが、暫くの後に、天空から魂の片割れの姿を見つめている自身の姿に気が付いたのである。彼女は信頼すべき魔術師と共に...小説版 South North Story ①
レイジ
むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨するは
齢十四の王女様
絢爛豪華な調度品
顔のよく似た召使
愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの
お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ...悪ノ娘
mothy_悪ノP
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想