もし、私たちが姉弟じゃなかったら、私たちはどうなってたのかな?

やっぱり友達?それとも……。

こんなことを最近よく思う。やっぱり辛いなぁ…。

レンに彼女が出来たことも、その彼女がミクってことも。

もしレンの彼女がミクじゃなかったら、きっと閉め上げてただろうから。



今は2時間目の数学の時間。私こと鏡音リンは数学が結構得意。だから数学の時間は楽しい、ハズなのに今日はぜんぜん楽しくない。

私の目の前の席はミク。ミクは一生懸命ノートに何か書いてる。

だけどたぶん勉強に関係することじゃなくって、落書きしてると思う。ミクは数学苦手だからなぁ。

そんなことを思いながら、ミクを見ていた、その時。

私の頭に何かがぶつかった。

誰かが私に向かって軽く投げたらしく、あまり痛くはなかった。

ぶつかった何かは私の足下に落ちていた。クシャクシャにされた紙だった。それを拾い上げて、綺麗に伸ばして中に何か書いているのかを確認した。

やっぱり何か書かれていた。

内容は…。

【明日一緒に帰ろう!】

誰からだろう?教室を先生にばれないように見渡した。すると眼があった人物がいた。

レンだった。

さっきの手紙はレンからだと思った。だってレンが声には出さずに

『見た?』

と言ったからだった。

私は思わずにやけてしまった。顔も真っ赤になってるに違いない。

恥ずかしいけど、嬉しかった。



今日の放課後が楽しみになった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

片思い

閲覧数:283

投稿日:2009/12/05 14:03:25

文字数:620文字

カテゴリ:小説

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  • 夢希羅@おやすみ中

    夢希羅@おやすみ中

    ご意見・ご感想

    感想じゃなくても嬉しいです^^
    リンちゃん可愛いですよね。
    これからも頑張ります!

    2009/12/05 20:15:57

  • れーら

    れーら

    ご意見・ご感想

    レン・・!私は嬉しいよ・・・!(何故・・)
    突然変なこと言ってごめんなさい。

    リン、素直で可愛いですー☆
    クシャクシャに丸めて渡すのはいかにも男子らしい行動ですね♪
    全然感想じゃなくてごめんなさい!続きも待ってますね!

    2009/12/05 16:49:12

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