名前を呼んでくれることが ただ嬉しかったあの頃
名前を呼ばれてしまうことが どうしようもなく辛い、今
信じていたことがただ信じられなくなって
すべてを遠ざけたいと願った

思い返せばいつだって その目にわたしは映っていなかった
現実から目を逸らして 都合のいい偶像を眺めてた
だけどもう遅いんだ 変わらないものなんてないんだから
幸せだったあの頃に 戻りたいなんて許されないのに

いつまでもこんなふうに 笑い合えると信じていた
いつまでもこんなふうに ふざけ合って遊びまわって
いつまでもこんなふうに 過ごせる筈ないのに
いつまでもこんなふうに みんなのすぐ傍で、

思い返せばいつだって その目が映すのはたったひとりだった
自分のすぐ傍で笑い合う 大好きだったふたりを眺めてた
なにもかもが上手くいかなくて 募る焦燥を吐き出す術などない
幸せだったあの頃? それすら偶像だったというの?

いつまでもあんなふうに 笑い合えると信じていた
いつまでもあんなふうに 幸せそうに楽しそうに
いつまでもあんなふうに 過ごしたかったのに
いつまでもあんなふうに 大好きな人の傍で、

誰か助けてよ すべて嫌な夢だと言って
そしてこの夢から救って欲しい

いつからかどんなふうに 笑えてたのか分かんなくなった
いつからかどんなことが 幸せなのかが分かんなくなった
いつからかどんなふうに 過ごしたかったのか分かんなくなった
いつからかどんなひとが 大好きなのかが分かんなくなった

もうなにもかも わからない でもひとつだけ おぼえてる
だいすきだった ひとがいた いまはすきなのか わかんない
すきじゃないけど きらいじゃない きらいじゃないけど あいしてた
だいすきなひとの すぐそばで わらいたかった でもねこれだけはおぼえてるの─…

確かに恋だった

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  • 非営利目的に限ります
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確かに恋だった

あーあ。

閲覧数:88

投稿日:2008/10/20 23:48:48

文字数:805文字

カテゴリ:歌詞

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