生えては消える生命
照りゆく大地は終焉へと誘い枯れた稲穂をまだらに咲かす

エウポリア 贓物と化した供物に何思う
佇んだ 地上見下ろし背を向け
嘆きの唄 低く大地に
こだまして地上に還る

夕餉の刻に 生が息吹く
臭気が地面を這い 心持つ者ほふり爛れた皮膚に染み渡る

エウポリア 溢した涙は土を潤し大河を作る
取り戻した歓生を今 天上へと響き渡らせ
移りゆく星座 この星の未来を導け
小鳥が草をはむ音 全てが踊る巡る

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エウポリアは微笑む 未

応募歌詞として書いたものですが、間に合わなかった歌詞です。最後まで書き終わらすか迷いましたが、今までとはまた違った歌詞ができたかなと思い投稿する事にしました。
エウポリアとは豊潤をもたらす女神だそうです。木星の衛星の名前の一つにもなっています!!
飢饉に陥った村の状態を思い浮かべながら書きました。情景が思い浮かべるものでしたら幸いです。
今回のこの歌詞は使われなかったので自由に使っていただいて構いません!
よろしくお願いします。

閲覧数:87

投稿日:2022/04/21 23:52:41

文字数:209文字

カテゴリ:歌詞

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