バイオロイド
「ご主人様、おはようございます
私はあなたのロボットです
どんな事でも致しましょう
何でも命令してくださいね」
一人の少女が言う
虚ろな瞳で僕を見ている
ガラクタに埋もれた部屋の中で
生まれた機械人形が
愛情注いでた
気付いたら僕の心の中は
感情持たない少女へと今
動き始めていたから
壊して捨てちゃって
新しいアンドロイドを作ろう
次は少年の形にしよう
失敗作をゴミ箱に放りこむ
少女は悲しげに
震える肩押さえながら
それは生きてるかのように
優しく呟く
だから
毎日毎日毎日毎日あなたに気に入られたくて
何度も何度も何度も何度も何度も笑顔を振りまいたんだ
回る回る回る回る回る地球の真ん中で
強く強く強く強く強く響いている鼓動
拝啓、手紙を書きました
不自由な指先を動かして
何を書いたらいいのかすらも
わからないまま綴ります
『愛とはなんですか?
自分の存在とはなんですか?
人間にはなれない私にも
未来はあるのでしょうか?』
動かなくなる
限りある短い時を
あなたは離れていく
もう覚悟を決めて
時間だ
冷たい空気と触れあいながら痺れてく信号研ぎ澄まし
考え考え考え考え考えても何も浮かばないよ
回る回る回る回る回る時計の針を見て
ゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりぼやけていく視界
「短い間お世話になりました・・・・・・」
静かに止まり掛けていく歯車 また回転速度を加速して
君が君が君が君が君が動けるようにと
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルネジを回していたんだ
回る回る回る回る回る視界の真ん中へ
強く強く強く強く君は歩き始めていた
虚ろな瞳で僕を見ていたんだ
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