「踊ろうか」~next danceⅢ~
              by minarai

あの時の奇跡とも言える一夜に

ある一人の傍観者・・・記者が、魅惑のあの人と私を

記事にしたいと申し出たが 魅惑の人はどこかへ行き

私は断ったが 諦めきれない記者は 

私と魅惑のあの人についての事を調べ

ついに、この空気を握るような空間的なレースは

最終電車を迎えるのである。

私は記者に追われる日々を送り

不眠が続き、油断のせいか 記者に追いつかれてしまった

「全然、いいことも無い!」そう叫びながら

記者は迫ってきている。

まずい!

その時、私の手をあのダンスホールで引いてくれた魅惑の人が

もう一度、手を引いてくれたのである

なんだか、いつもの日常とは違う 意図的ないたずらが

起きているが 今は信じてみようと

あの時の ダンスのつまずきを思いっきりバカにする位に

手を引かれた その先でも

つまらない動きを 繰り返す意味も

音にあわせて 足を踏む言い訳も

探しても?(探して何になる?) 

探しても?(探さないでいいよ)

見つからないから、

悲しい時に 踊りたいの! 泣きたい時に 笑いたいの!

   「そんな!わがまま!疲れちゃうわ!」

~next danceⅣ~に続く



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「踊ろうか」~next danceⅢ~

「踊ろうか」第4作目!

佳境に入ってきましたね!色々と憑かれてもきました。

疲れてもきましたよ!疲れて!

今回のテーマは「吹っ切れた」です! 

このテーマでアレを想像したら、鼻にネギを入れて校庭10周!

閲覧数:99

投稿日:2010/09/12 02:08:17

文字数:564文字

カテゴリ:小説

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