孤独なディナー 寂しいのでしょう
妬けたポークに摘んだスミレ添えて

来たのなら召し上がれ
冷めないうちに さあ
約束の人がもう来ないことなら
分かってるでしょう

冬のスミレの色は華やぐ
美し過ぎて避けているのでしょう
心配ないわ 葡萄酒(ワイン)のように
貴方の目に届くだけの毒


罪の深い権力者より 貴方の方が
似合う赤のグラス

彼女にもそれなりに言い分があるでしょう
味わいは顔に出る
二枚舌ならさぞ苦かろう

冬のスミレは凍えて閉じず
着飾るだけの悪女(ひと)に見えますか
泣くまでもない この一皿
平らげなければ腐ってゆく


騙され憎み それでもなお
愛を語る人々 謎とみなす愚かさ
冷たい水 お持ちしましょう


七色纏う冬のスミレは
人の欲望で作られたレシピ
飲み干しなさい
馬鹿な夢と勝手に切り捨てるくらいなら
よくある評論家の戯言(たわごと)

夜は更けてく 色味は見えぬ
ここからはもう貴方しかいない
未練がましく時計見ても
お店は終わるのを待つだけよ

Ah…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

冬スミレはお好き?

うあじゃ様の曲に歌詞をつけさせていただきました。アダルトな雰囲気が出ていますでしょうか。よろしくお願いします。

閲覧数:75

投稿日:2017/01/28 17:25:49

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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