ブライス
静かに揺れる湖面(みなも)に映る
歪んだ笑顔、隠せない影
力で築いた虚しい壁
その裏で怯える、本当の自分
なぜ、奪うことでしか
繋がれなかったのだろう
孤独を恐れ、強さを演じ
心は叫ぶ、助けてと
パーティーの喧騒、大勢の笑い声
遠くで響く、届かないメロディー
優しさの意味さえ忘れて
ただ、支配することで安心を得た
なぜ、傷つけることでしか
存在を確かめられなかったのだろう
満たされない渇きを抱え
彷徨う魂、出口を探して
もしもあの時、違う言葉を
誰かがかけてくれたなら
もしも少しでも、理解(わか)ろうとしてくれたなら
こんな結末(おわり)は来なかっただろう
もう、届かない後悔の叫び
失われた時間(とき)は戻らない
残された痛みと、消えない罪
償うことさえ、もうできない
湖畔に一人、佇む影
二度と聞こえない、誰かの声
静かに、深く、沈んでいく
ブライスの心、永遠(とわ)に…
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