貴方の 背中を見つめて
隣で 薄が 揺れた

月夜に 水辺には 輝かしい光の柱
「綺麗」 と 貴方は呟いた

交わす 杯の紅も 美しく
私の心に 刻まれる

風に揺られる 薄の穂
貴方と出逢い 満ちる日々
永久に 流れる小川に乗せた
笹船に託した 物は…

秋風 心地よく 貴方の靡く御髪
「綺麗」 と 私は触れるの

交わす 言の葉も甘美に 微笑む
貴方の心を 望んでる

風に揺られる 薄の穂
貴方に惹かれ 染まる頬
赤く 色づく紅葉を見上げ
願わくば いつまでも…

貴方の 背中を見つめて
隣で 薄が 揺れた
この時が来ることを 知っていた
恐れていたのです

風に揺られる 薄の穂
貴方を想い 偲ぶ日々
流れ 流れた 年月は長らく
あの時 交わした言葉

「いつか 私がいなくとも
君との月日は 消えぬだろう
いつか いつの日か また出逢えるなら
その時は もう一度…」

もう一度、
愛しても 良いですか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

待ち人想ふ

和風な感じで固めてみた。
別所で置いてた物を、こちらにもupしてみました。
珍しく、割と気に入っている物だったりします。

気持ち、戦国時代かなぁ。
イメージが自作の戦国物の話なので。

閲覧数:71

投稿日:2013/12/01 19:55:16

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました