昨日の空気が纏わりついたまま
8時の街路は眠たそうで
殺した余韻の続きを聞くよ
ほら得体の知れない感情に侵されそうで
例えば意味もなくレモネードを呷りたいと思う
そんな気持ちなんだ
旅の切符は片道だけでいいんだ
何十回目の失恋だろう
Blume im Herzen 風に舞っている
Lausche dem Wind 朝日が登る気配が
十兆年とそのまた先に
この街はまだ 日々を育てている
Essen und Gehen 飽き足らないさ
今もブランデンブルグ門が見守ってるから
täglich 手繰ろう
恋するベルリン
明日の空気を吸いに歩いてくよ
20時の街路は眠たそうで
一人になってからあふれる哀惜に
しばらく距離を測りかねているんだ
例えばがら空きのバスで隣に座りたいと思う
そんな気持ちなんだ
不快な苦味
三杯目のコーヒーで胸が痛くなるんだ
何百回の失望でも
あの池はまだ花を浮かべている
Herbstkälte 咲く花を散らすだろう
何百回の切望かな
Treffen im Traum 明けに泳いでいる
Schlafen aufwachen 疑わないさ
今も月は太陽に道を譲ってるみたい
Morgen 起きよう
恋するベルリン
何十回目の告白だろう
Stolze liebe 舞い踊る姫たち
Abend さよなら 月が昇るから
十兆年とそのまた先に
僕も君も 生きてはいないけど
Liebe Glauben 無駄にはならないさ
ウンテルデンリンデンの通りは気にしてない
Heute nacht 誘おう
恋するベルリン
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