夕焼け色を泳ぐ君のこと 誰よりも近くで見ていた
初めから変わらない そのペースが心地よくて
憎まれ口をついてしまうくせ 直せずに戸惑うばかりだ
でも君はいつも笑って 言葉を待ってくれた
駆け足で過ぎていく 一日が悔しくて
選べない言葉を積み重ねるだけ
いつかの夢まで
歌うように呼んだ名前と 手のひらがつかんだもの
僅かでも遺せたら 後悔はしないのに
約束をしない約束 小さくて弱い二人の
還る場所 ここにきっと きっとあるよ
景色の向こうに何が待っていて 誰の声を聞くのだろうか
変化する時間から 取り残されてしまいそうだ
めくるページの音に混ざって 流れ込むよ確かな記憶
遠くない終わりを知る 夕焼け色の中
緩やかに過ぎていく 一日が寂しくて
選べない言葉は脆く消えるだけ
あの夢のように
背中押した君の笑顔と 手のひらがつかんだもの
永遠が叶うなら 後悔はしないのに
ずっと前に二人知ってた 本当の還る場所を
置いていく それだけが 悲しすぎて
日溜まりの中歩き出す 手のひらを握り締めて
小さくて弱いから 後悔を恐れてた
憎まれ口を叩くその度 笑った君がもう見えない
選べない言葉たち 最初の夢になる
叫ぶように呼んだ名前と 手のひらに残ったもの
僅かでも繋ぐから 後悔を恐れない
約束をしない約束 小さくて弱い二人の
還る場所 出会う場所 きっとあるよ
ここにあるよ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想