【A】
昏(くら)き空 煙(けぶ)る世界
生まれ 遥か底、落ちゆく
目に映る 多彩な色
生(せい)満つ 鮮やかな世界

【A'】
渡る風 この身、委ね
ふわり 樹上へと降り立つ
染めゆくは 儚き白
音無く 静けさに包む

【B】
白(しら)き覆(おお)い 全て凍(い)て閉ざす
されどこの身 生(せい)の熱、覚ゆ

【A'】
昇る陽に 木々は奮(ふる)え
熱き 吐息つと吐き出す
融け変わる さやけき粒
音立て 川面へと落つる


【A'】
暮れの街 影は伸びて
はしゃぎ 子供、疾(と)く駆けゆく
笑み交わし 過ぎ去る声
次来(き)し 潮騒(しおさい)の響き

【B】
風の奔(はし)る 果ての無き世界
蒼き月が 波間ほの照らす

【A'】
出(いず)る靄(もや) 白む東
波に たゆとうには強く
降り注ぐ 眼差しゆえ
湧き立つ 埋(うず)もれし力

【A'】
昇り舞う 緩(ゆる)く、高く
青き 澄みし空、なつかし
振り返る 渡りし道
愛しき 巡り来る世界

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

水遷鏡歌

http://piapro.jp/content/bwqggqjmpprd6659
↑こちらのpsgmania様の歌詞募集曲に対する応募作品でした。

残念ながら落選しました。^^
聴いていただくと分かりますが、出だしは4音符なのに私のは5モーラ、
素で間違えたので、自分の聴力を嘆きました・・・。orz

歌詞の内容は、雪が降り、融け、川になり、街を流れ、海に行き着き、蒸発する、という、水の循環を中心に、水視点で世界を見るという事です。

曲の間奏部を、水が落ちる音や川が流れる音と捉え作詞したので、
歌詞だけ見ると、一番二番の隔たりが大きく思われます。
実験的に試みてはみましたが、
それが良かったのかどうかは、私にはさっぱど分かりません。(≧▽≦)

以下、読む必要のない反省文です。(ん?上もほぼ必要ないか。www)

水の循環という、どれほどにでも広げられる内容を、短い文章に凝縮してあるので、
どうも盛り上がりのない、淡々とした文章になってしまったようです。
自身も多少はそう、感じないでもなかったですが、
ミクさんが歌ったら、それはそれで気持ちいいだろうなぁ、と夢想して・・・。
でも、それって、自分でも良くできたと思っていない歌詞を送った、って事だから、
相当失礼なことだよな。
psgmania様とミクさんには本当に申し訳ない事で・・・。m(_ _)m
もはや意味無いけど、作り直そうかな、構成変えて、内容も一部に絞って。
自己満足だけど、私の行動は、ほぼそれだしな。

閲覧数:334

投稿日:2009/06/13 01:34:33

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

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    psgmania

    ご意見・ご感想

    はじめまして、psgmaniaです。
    今回の歌詞募集への応募、ありがとうございます。

    色とりどりの鮮やかな景色が浮かぶような歌詞ですね。
    一語一句が丁寧で、言葉自体が意思を持っているような、そんなイメージを感じました。

    それでは、選考までしばらくお待ち下さい。

    2009/06/13 10:17:54

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