ゆられて
ゆられて
手放した 全て
わすれて
わすれて
うただけを 残す

そうして ぼくら
人になる一一一

なくした ものを
なくした ことを
憶えては いられないな

はじめて 笑い
はじめて 泣いた
そのときを 失くしたまま

ぼくら ほんとうには
喜ぶことができない
このからだにぼくは
ひとりしか 宿らない

人に 抱かれ 人に 揺られ
ぼくら さまざまを なくしていった

ゆられて
ゆられて
手放した 全て
わすれて
わすれて
うただけを 残す

そうして 同じ
人になる一一一

ぼくら ほんとうには
悲しむことができない
このこころをぼくら
いつまでも 保てない

それでも
同じ いまを 人と うたい
ぼくら たくさんを 手に入れていく

つぎの ゆりかごは
なにで いっぱいに なるだろうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

cradle

閲覧数:244

投稿日:2020/10/10 17:59:14

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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