タロト

あなたに隠していることがあるの
てっきり気づかれていると思ってたんだけど
私の気持ちはとっくに枯れてるの
感じてもないし もうキスもしたくない

会う度にこれで最後だと思うけど
なぜか演じてしまうの 空っぽの笑顔で

もう魔が差してたの と打ち明けてたのと
このまま二人波風を立てないままで
どっちが良いだろう と夜中まで自問自答
なんてしなくても答えは出てるのに

テーブルに飲みかけの缶のハイボール
昨夜遅くまであなたと飲んでいたもの
未練を暗示してる気がしたから
全部飲み干してゴミ箱に投げ捨てた

萎れてくだけの名もない花を摘んで
重ねていた哀しみの色さえも褪せた

未来を信じようと はしゃいで引いたタロットカードは
今や手の届かないどこか遠くへ
繰り返す蛇行 生まれた星の下
卑屈な自分とあなたにさよなら

さりげない優しさや 左手の温もりより
影のある瞳を何より私は愛してたんだ
月に祈るように 洋服をたたむように
いつもそばにあった静けさが耳に残ってる

愛してないの と打ち明けられたあなたを
想ってもこの心は傷つかないと言い聞かせる
強く抱かれても 思わず涙流れても
乾いた気持ちに沁みたりしないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】タロト【ヨーラP】

歌 初音ミク
作詞 作曲 ヨーラP

https://twitter.com/yola_music

閲覧数:161

投稿日:2016/07/30 17:05:22

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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