ヨーラP

フラグ
目覚めたら全部忘れてたい
そんなに都合良くはいかない
剥がれかけのテープみたいで
とても不格好
例えるなら私達と同じように
「ずっとそばにいてくれ」なんて　言われなくたって
そのつもりだったのに
言葉にすると月なみなフラグみたいに聞こえる
「知らない」と「好き」と「嫌い」を積み重ねたら...

ジクジク
痛みよ　昂ぶらないで　
傷口は塞がないで
左胸から聞こえる声だけが空に響く
「嫉妬」なんて名前を知る前から
私は侵されてた
出し抜いて騙し倒してでも
君に触れさせたくない
あの日君があの子とした約束
私としたことにしてくれないかな？...

憂いを帯びた恋はかげろう
消えそうな光は月のせい
ツバサ広げた僕は梟
あなたを見つけ出した夏の夜
あなたを魅せるなら闇夜が都合良い
涙も強がりも隠してくれる
僕にも分けて　ひとくちでいい
唇の向こうの恋心を
遠い国の映画のように
僕にも魔法が使えたら...

縦スクロールで流れてきたニュース
どうやら答えは風に舞っているみたいだ
語らずに歌う　そんなスタイルで
語るのはどっかの知ったかぶり達
ギターをかき鳴らして笑う
あなたの言葉は私にはなんだかわからない
訳された歌詞じゃ何も聞こえないその叫び
ねぇ今　動いた心は間違い？
くだらないといっそ咎めてくれた...

また夏が終わる
朝が優しくなる
汗だくの日々もしばらくさよなら
君の言葉だけ思い返してる
夢を見たような　幻のような
可愛いあの娘が笑う
そうじゃない私は泣く
そんな毎日が
変わるような気がしてる
ほんのちょっとしたことで...

タロト
あなたに隠していることがあるの
てっきり気づかれていると思ってたんだけど
私の気持ちはとっくに枯れてるの
感じてもないし　もうキスもしたくない
会う度にこれで最後だと思うけど
なぜか演じてしまうの　空っぽの笑顔で
もう魔が差してたの　と打ち明けてたのと
このまま二人波風を立てないままで
どっ...